
ドンと突き上げるような縦揺れで、千葉県内で、死者1、負傷者1を記録しています。銚子市内では、建物損壊5件、ブロック塀や石塀の倒壊が3件確認された他、東小川町の市道で、長さ約10mに亘り、液状化が確認されたということです。最近は、液状化を避けるため、銚子市内でも、人々が硬い地盤を求めて移動しているというローカル情報もあります。

昼12:00 の YomiuriOnline は、以下のように報じました:
「14日に起きた三陸沖、千葉県東方沖の地震は、太平洋プレート(岩板)とその上の陸側のプレートの内部で、地盤に力が加わって断層がずれたものとみられる。
東日本大震災でそれまで押し合っていた二つのプレートの境界が破壊され、力のかかり方が変わった影響とも考えられ、さらに大きな地震が起きる可能性もある。」
今日のNHKのWeb特集を、以下に抜粋します:
「専門家や気象庁は、巨大地震から日数が経過するなか、震源域の近くでは地震が減少しているのに対し、震源域からやや離れている福島県や茨城県の沿岸や内陸、そして今回地震が起きた千葉県東方沖では、活動が活発になっていると説明しています。今後も、今回のような規模の地震が起きるおそれがあり、注意が必要です。」
「マグニチュード9.0という巨大地震によって、日本列島の力のバランスは大きく変わっています。余震や周辺地域の地震には引き続き、十分注意が必要です。」